コラム

カカアコのウォールアート

ここ数年で急激に開発が進んでいるのがワイキキの東に位置するカカアコ地区。このカカアコ地区で最近、日本人観光客の観光スポットとして非常に人気があるのが様々な建物の壁に描かれたウォールアートです。このエリアは2012年に再開発計画が発表されて以来、約600エーカー東京ドーム約53個分の広さに住居施設、リテール、レストラン、エンターテイメントが凝縮された新しいエリアとして生まれ変わりつつあり、2016年にはアラモアナ通り沿いにショップやレストランの複合商業施設「ソルト(SALT)」がオープンし、昨年末には長年ローカルに親しまれたワード・ウェアハウスも解体され、その跡地に新しいコンドミニアムが建設されることになっていたりと目まぐるしく変化しています。



アーティスト集団「パウワウ・ハワイ」

そんなカカアコ地区でウォールアートが見られるのは主にマウカエリアと呼ばれるアラモアナ通りより山側の主にキアヴェ通り(Keawe Street)とワード通り(Ward Avenue)の間のエリア。これらのウォールアートは常時塗り替えられたり新しいアートが追加されていたりいるので、地元の人でもしばらくこのエリアを通りかからないとこの前あった壁画が全く違うものに塗り替えられた、なんてこともしばしば。


このカカアコエリアのウォールアートの多くを製作しているのがパウワウ・ハワイ(Pow Wow Hawaii)というアートプロジェクトチームです。パウワウ・ハワイは2011年の創始者のジャスパー・ウォン氏をはじめとするアーティスト集団によるストリート・アートイベントから始まり、今では定期的にアートイベントを行ったり、様々なワークショップを行ったりしています。参加しているアーティストはハワイをはじめ、アメリカ本土、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ノルウェー、スペインなど実に多彩で、またハワイだけではなく世界中でアートイベントも行っており、日本では2015年には東京・天王洲で、2016年と2017年には神戸でもイベントを行っています。


ハワイでは毎年2月に「パウワウ・フェスティバル」として様々なアートパフォーマンスやトークショー、コンサートやブロックパーティなどがこのエリアで行われるのでこの時期にカカアコ地区を訪れると有名アーティストがペンキまみれになりながら壁画を描いていたりするのを見られる、という幸運もあるかもしれませんのでこの時期にハワイに来る機会のある方は是非カカアコ地区に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?ただし、夜間はまだまだ危険なエリアでもあるのでくれぐれも明るいうちの訪問をお勧めします。



インスタ映えする、と人気のウォールアートのひとつ

新しく製作中の壁画(2018年2月)

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