コラム

日本でアロハを着る

ハワイ、といえばカラフルなアロハシャツを思い起こす人も多いかもしれませんね。ハワイの代名詞とも言えるアロハシャツ、その起源は19世紀の終わりから20世紀初頭にかけてハワイに移民した日本人が移民の際に持ちこんだ着物を開襟シャツに仕立て直して着用したのがその起源ともいわれています。以前からアロハシャツはその由来の通り、日本の着物を連想させる和柄が好まれましたが、最近ではハイビスカスやサーフボードなどハワイらしいカラフルなものもスーパーなどで多く売られています。


ハワイではアロハシャツは男性の正装、結婚式などでも着られているので、日本の方でも家族やお友達の結婚式への参列用にアロハシャツを購入した、なんて人も多いのではないでしょうか?でも、せっかくアロハシャツを買っても日本に帰って来てみたら、ちょっと派手すぎて恥ずかしくてクローゼットにしまい込んでしまった、なんて話もよく聞く話。今回はハワイで買ったら是非日本でも着て欲しい、おススメのアロハシャツのブランドをいくつかご紹介します。


裏地使いの代名詞〜Reyn Spooner〜

1962年に誕生したReyn Spooner(レインスプーナー)、ここのブランドの特徴はなんといっても「スプーナークロス」と呼ばれる独特な生地にあります。商標登録もされているというこの生地、厚手でしわにもなりにくく長持ち、洗えば洗うほどなじんで着心地が良くなるのがこのブランドの人気の秘密。従来にはなかったプルオーバー式のアロハシャツを初めて製造・販売したことも知られており、長年このブランドのシャツを愛用するローカルも多いです。またこのブランドのもう一つの特徴が「リバースプリント」。生地の裏側をシャツの表として使う事で、抑えられた色やパターンがこのブランドの持ち味にもなっています。生地が裏返しなのでどんな柄でもあまり派手になりすぎない為、日本で着ても悪目立ちすることがないようです。



アロハの老舗メーカー〜KAHALA〜

1930年代にKAHALA SPORTS WEARとして創業し、ハワイでも老舗の一つとして根強い人気を誇るのがKAHALA(カハラ)のアロハシャツ。ホテルのブティックやハワイのデパートなどで良く見かけるこのブランド、特徴は落ち着いたトーンのオリジナルパターンのシャツ。色鮮やかなものも勿論ありますが、カハラのシャツはシックな色合いと流行に左右されないデザインで年齢に関係なく着られ、またオフィスでもプライベートでも着る場所を選ばないのが人気の理由です。数あるハワイのアロハシャツメーカーの中でも老舗と言えばまずKAHALAを挙げる人も多くこのブランドのシャツを着ていれば間違いない、という安心感もありローカルの多くの人が1枚は持っているブランドでもあります。



ハワイアンプリントの巨匠〜SIG ZANE〜

1985年にハワイ島のヒロに小さなブティックをオープンして以来、その独特のデザインで瞬く間に世界中のアロハシャツファンを魅了してしまったのがSIG ZANE(シグ・ゼーン)のアロハシャツ。遠く海を渡ってくる貿易風と5つの火山が出会うハワイ島のヒロで生まれ育ち、ハワイの自然に大きな敬意を抱くシグ・ゼーンがそのデザインのモチーフとするのはハワイの植物や自然。タロの葉やウルと呼ばれるパンの実、オヒアの花などをモチーフとした大胆なデザインと通常のアロハシャツにはあまり使われない黒や明るいグリーンなどの印象的な色使いがシグ・ゼーンの特徴。デザインから生地の染色、裁断・縫製に至るまで1枚1枚丁寧にハワイで生産されており、大量生産は決してしない彼のアロハシャツにはこだわりが詰まっています。オアフ島には今後も決して店をオープンしないといい切るシグ・ゼーンのアロハシャツが購入できる直営店は今も昔もヒロにある店舗のみ。ヒロのダウンタウン、海に面した小さなブティックですが、落ち着いた雰囲気で心行くまでお気に入りの1枚を探す事ができます。


いかがでしょうか。派手な印象が強いアロハシャツですが、探して見ると日本でも着ることができそうなアロハシャツは沢山あります。今度ハワイに来た時には少しゆっくり時間をかけて自分だけのとっておきの1枚を見つけてください。

PAGE TOP