コラム

カマカのウクレレ

ハワイアンミュージックとは切っても切り離せないハワイオリジナルの楽器、ウクレレ。

ウクレレの起源はポルトガルの小さなギターのような楽器、ブラギーニャがそのルーツだといわれています。

19世紀にハワイに移民としてやってきたポルトガル人が故郷を懐かしみ、ブラギーニャを真似て、ハワイのコア・ウッドから作った楽器がウクレレの原型とされています。



ウクレレの由来

ウクレレ(Ukulele)という名称の語源には諸説ありますが、ハワイ語で‘ウクレレ’は「飛び跳ねる(lele)蚤(uku)」の事を意味し、ウクレレを弾く指使いの動きが蚤が飛び跳ねる様であったためという説や、当時のウクレレの名手であったイギリス軍人エドワード・パーヴィスの演奏する姿そのものが蚤が飛び跳ねる様であったことに由来するとも言われています。



また、ハワイ王朝最後の女王リリウオカラニはウクレレを‘到来した贈り物’と表現しており、これはハワイ語では‘Uku’は贈り物、‘lele’は来る、という意味も持つからだといわれているそうです。



サミュエル・カマカ~手作りのウクレレ~

20世紀に入り、ウクレレの存在が全米にも知られるようになる頃には、ハワイにウクレレを生産するメーカーが何社も設立されます。

カマカ・ウクレレはその中のひとつで1916年にサミュエル・カマカによって創業されました。





通カマカのウクレレは日本でも有名なウクレレプレーヤー、ジェイク・シマブクロがこのメーカーのウクレレを愛用していることでも知られていますが、創業から100年近く経った今でもほぼ全て手作業でウクレレを製造しています。

カマカのウクレレのボディー部分はその全てがコア・ウッドから出来ており、ハワイ島から切り出されたコア・ウッドは工場内で3年以上乾燥させてから使用します。

熟練の職人によっていくつもの工程を経て出来上がったウクレレはまさに芸術品そのもの。ポピュラーなタイプなものでも1本約900ドル〜というお値段もこれらの手間ひまを考えると納得です。

またカマカ・ウクレレではそのウクレレ製造の工程を見学する事ができます。祝日を除く毎週火曜日〜金曜日に開催されていますので興味がある方は見学に行かれてはいかがでしょうか。



※記事内の情報は本記事執筆時(2015年11月)の情報です。



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