コラム

ハワイの植物について〜固有種と外来種〜

1年中緑があふれ、様々な花があちらこちらで咲いているハワイ。

ハワイといえば赤や黄色など色とりどりのハイビスカスやピンク色が美しいブーゲンビリア、レイなどに使われるプルメリアなどをイメージする人も多いのではないでしょうか。

ところがこれらのハワイのイメージが強い植物、実はハワイ固有の植物でないことが多いのです。



実はこれも外来種

例えばブーゲンビリアやプリメリアは実は中南米が原産で、ハワイへは後世の人々によって持ち込まれた品種なんだそうです。



ちなみにハワイのあちらこちらでよく見かけるハイビスカスもその多くは園芸用の外来種で、ハワイ原産の種類はごくわずか。ちなみにハワイ州の花であるハイビスカスはハワイ原産の「ハワイアン・ハイビスカス」と呼ばれる種類で、そのハワイアン・ハイビスカスの中でも花全体が黄色の品種が現在ハワイの州の花に指定されています。

また、ハワイのお土産の定番として有名なマカダミア・ナッツも実はオーストラリアが原産ですし、某企業のTVCMでも有名な「この木なんの木」のモンキーポッド(アメリカネムノキ)の木も実は外来種(中南米が原産)とされています。



侵略的外来種~ハワイの固有種を脅かす存在~

長い歴史の中で人々が様々な目的でハワイに持ち込んで来たこれらの植物たち、中には非常に繁殖力が強いものもあり、それらはハワイ固有種の存在を脅かす存在として「侵略的外来種」として指定されています。

上記のモンキーポッドや赤く大きな花が印象的なレッド・ジンジャーなどもこの「侵略的外来種」に指定されており、ハワイ固有種を保護する目的で排除・コントロールする活動は行われているそうですが、これらの外来種の強い繁殖力になかなか追いついていかないのが現状のようです。



ホオマルヒア・ボタニカル・ガーデン

ハワイ諸島の原産の植物については諸説あるようですが、現在では約1,000種程度存在すると言われており、ウクレレや家具、カヌーの材料としても有名なコア・ウッドやハワイの火山の女神、ペレの伝説にも登場するオヒア・レフアなどはハワイ諸島が原産とされています。

これらの植物の多くを見学する事ができるおススメの場所がカネオへにあるホオマルヒア・ボタニカル・ガーデンです。約400エーカーという敷地内にハワイ原産種をはじめ、数多くの植物が栽培されており、一見の価値ありです。



敷地内には湖や、デイキャンプ場、多目的ルームなども併設されており、1日いても飽きません。また入場料が無料というのも嬉しいポイントです。

たまにはワイキキの喧噪を離れ、こんな場所でのんびりとするのもハワイならではの過ごし方といえるでしょう。


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